英語学習

海外ドラマ『デスパレートな妻たち』で英語を学ぶべき理由

しゅり
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こんにちは、しゅりです。海外ドラマ『デスパレートな妻たち』は英語を勉強するのに最適な素材です。
海外ドラマで英語を勉強したい人
海外ドラマで英語を勉強したい人
他のドラマではなく、なんで『デス妻』を推すんですか?

『デスパレートな妻たち』での会話は良質な英語が多いので、楽しくリアルな英語を勉強したい人には非常にオススメなドラマです。

<本記事の信頼性>

・資格:TOEIC960点、英検1級
・海外ドラマ学習歴: 15年

これまで数々の海外ドラマで英語の勉強をしてきました。

その中でも、『デスパレートな妻たち』が圧倒的に有益でしたので、このドラマについてまとめていきます。

『デスパレートな妻たち』ってどんなドラマ?

『デスパレートな妻たち』
(原題:Desperate Housewives)は、アメリカ郊外の閑静な住宅街に住む主婦たちの波乱万丈な日常をコメディ・タッチに描いたドラマです。

通称『デス妻』と略して呼ばれています。

❝desperate❞を日本語に訳すと、「絶望的な・自暴自棄な・必死の」などの意味です。

ちなみに英語の正しい発音は「デスパレート」ではなく「デスパレ」なのでご注意ください。

それでは、『デスパレートな妻たち』で英語を学ぶべき理由をお話しします。

ちょうどよい難易度で学習がしやすい

数ある海外ドラマの中で、『デスパレートな妻たち』の英語の難易度は少し易しめ~中ぐらいです。

英語を学び始めてすぐの人から上級者まで、どのレベルの人にとっても教材として使いやすい英語だと思います。

❝日常会話❞がメインに物語が進むものが学習素材としては絶対的にオススメでして、デス妻はまさにその日常会話の宝庫なんです。

ときどき、専門的なジャンル(医療・法律系など)を扱うドラマで勉強しようとする人がいますが、その分野で仕事をしている人以外には実用的ではなく、難しすぎるので挫折してしまう人がほとんどです。

クリアな発音のおかげで効率up

メインの登場人物である4人の主婦の話す言葉が、とてもクリアなアメリカ英語なんです。

日本人の英語学習者にとってはありがたいほどハキハキと聞き取りやすい発音をしてくれます。

聞き取りづらい声だと、リスニングに無駄な労力がかかります。

『デス妻』の英語はクリアで学習者に優しい!

「聞き取りやすさ」という観点で他のドラマと比べたときに、『デス妻』は曖昧さが無く断トツで良いと言えます。

訛り(なまり)がある言葉を聞き続けていたら自分が発音するときにもその訛りが染みついてしまいます。

『デス妻』は正しくキレイな発音だからシャドーイングに最適。

発音の練習をするときに、自分の好きな登場人物のマネをして喋る❝シャドーイング❞という方法があります。

特にメイン4人が教科書のようにキレイなアメリカ英語の発音をしますので、安心してマネしたくなります。

良質な英語が盛りだくさん

『デスパレートな妻たち』で話される英語は特に質が高く、そのまま覚えて使いたくなるような会話で溢れています。

『デス妻』第1話の英語に見る質の高さ

このドラマの冒頭シーンでは、完璧な人生を送っているように見える一人の主婦が自殺をするところから始まります。そのシーンの英語を見てみます。

That’s why it was so astonishing when I decided to go to my hallway closet and retrieve a revolver that had never been used.

(だからこそ驚きが大きかった。そんな私がクローゼットから一度も使ったことがないピストルを取り出すなんて)

↑この1文だけで、よく使う単語や重要な文法表現がギュッとつめ込まれていますね。

・that’s why ~ 「だから~だ」
・astonishing 「驚くべき」
・decide to ~ 「~することに決める」
・retrieve 「取り出す」
・~ that had never been used 「一度も使われたことがない~」
*関係代名詞のthat+過去完了+受動態

デス妻を面白くする要素の一つである❝ナレーション❞では、このレベルの丁寧で質の高い英文がわんさか出てきます。

会話のシーンはもっと短くて使いやすいセリフで溢れているので、第1話の会話からいくつか抜粋してみます。

久しぶりに知人と会ったシーン
How long has it been?(どれぐらいぶりかな?)
Years.(数年ぶりね)

手作りのお菓子を持って訪ねるシーン
・You shouldn’t have gone to all this trouble.
(手を煩わせて悪いね)
・It was no trouble at all.(煩わせてなんかないわ)

突然2人の隣人が訪ねてきたシーン
I’d invite you both in, but I was sort of in the middle of something.
(「入って」って言いたいとこだけど、ちょっと取り込み中で)

個性豊かな主婦たちは喧嘩もするけどすごく仲が良くて、日本ではあまり見られないような踏み込んだ人間ドラマが繰り広げられます。

友人の自殺について話し合うシーン
If she was having problems, she should have come to us. She should have let us help her.
 (彼女ったら、悩みがあったならまず私たちに相談すべきでしょ)
What kind of problems could she have had?
 (彼女にどんな悩みがあったっていうの?)
Something must have been going on.
 (何かあったのは確かね)

子どももたくさん出てくるので、親が子どもに使うようなフレーズもどしどし出てきます。

やるべきことができていないと怒るシーン
I don’t want to hear your excuses.(言い訳は聞きたくない)
Just take care of it.(さっさとやりなさい)

お行儀よくするようにお願いするシーン
You are going to behave today.
 (今日はお行儀よくしてね)
I am not going to be humiliated in front of the entire neighborhood.
 (近所のみんなの前で恥かかせるのだけはやめて)

ドラマなので、ちょっときつめの言い方が多いですね…(笑)
一方で、親が子どもに❝人間の心理❞について教えてあげる興味深いセリフもあります。

「なぜ人は自殺するの?」という子どもの質問に対して
Sometimes people pretend to be one way on the outside when they’re totally different on the inside.
 (人間は一見そう見えても、心の中は正反対ってことがあるの)

夫婦の会話ではクスッと笑えたり、「なるほど」とうなずけるようなものも。

家族の食卓で子どもと言い合っている妻が夫に訴えるシーン
妻: Seeing that you’re the head of this household, I would really appreciate your saying something.
(あなた、我が家の大黒柱として何か言って)
→無関心すぎる旦那がしばらく考えた末に発した一言
旦那: Pass the salt?
(塩とって?)

夫婦で意見が割れたけど着地点を見つけた旦那の一言
This is what a marriage is all about — “compromise”.
(これぞ夫婦の神髄だ…❝妥協❞しあうこと。)

さて、このドラマの最大の魅力は❝女の修羅場❞です。

浮気された主婦が友人に相談するシーン
I just don’t know how I’m going to survive this.
(こんな修羅場、どう乗り越えていいかわからないわ)

これに対して、心に響くいいセリフが飛び出します。

落ち込んでいる友人にかける言葉
We all have moments of desperation. But if we can face them head-on, that’s when we find out just how strong we really are.

(絶望することは誰にでもある。でも逃げずに立ち向かえば自分が強いことに驚くはずよ)

以上、全てシーズン1の第1話からの抜粋でした。

たった1話だけでも学ぶには申し分のない良質な英語が大量に出てきて、「これは使える!」と思うはずです。

2話以降では、さらに色々とストーリーが展開していくので英語の幅がどんどん広がります。

それでも『デス妻』を見たくない人へのQ&A

どうしても見る気が起きない人たちが抱えているであろう疑問について私なりにお答えします。

Q.『デスパレートな妻たち』は10年以上前のドラマですよね。古くないですか?

アメリカで放送されたのは2004年~2012年だったので、確かに新しいとは言えません。

ですが、私は最近のものも含めてかなりの数の海外ドラマを観ていまして、それらと比較してもデス妻の映像やストーリーは古くささを感じません。

英語を学ぶときには新しさよりも使われる会話の質を重視して選んだ方がいいですよ。

Q.『デスパレートな妻たち』というタイトルから想像するに、主婦が井戸端会議したり不倫したりするだけの話なんでしょ?

私も最初はそう思ってこのドラマを避けてた一人です。でも、いざ見始めたら全然違いました。

主婦特有のドロドロした日常を描くドラマではあるんですけど、実はミステリー・サスペンス要素がベースにあるんです。

シーズンごとに一つの大きな謎が解明されていく構成になっており、ただの日常ドラマを超えた見ごたえがあります。

さらに、「妻たち」だけでなくいろんな人物に焦点を当てながらストーリーが展開するので、同じような話に退屈するなんてことはありません。

Q.男性が見ても面白くないでしょ?

こればかりは…正直に言って、女性向けに作られたドラマではあります。

でも、登場する「妻たち」にはみんな「旦那」がいるわけで。旦那目線で見ても絶対に面白いと思うんですよね。

妻や子どもとの関係や仕事に対する葛藤など、男性ならではの話題も扱われているので見て損はないです。
(実際、うちの旦那も一緒になって楽しんで観てました!)

『デスパレートな妻たち』で英語は上達する

繰り返しになりますが、たくさんの海外ドラマを観てきた私が英語学習に最もオススメしたい秀逸なドラマが『デスパレートな妻たち』です。

こんなにも登場人物の発音がキレイで、使い勝手が良く質が高い英語が使われているドラマはなかなかありません。

もちろん、どんどん次の話を見たくなるような面白いストーリーも『デス妻』の魅力です。
リアルな英語を楽しく学びたい人はぜひ最初の1話を見てみてください。

『デスパレートな妻たち』を観る方法

『デスパレートな妻たち』は、月額制動画サービスのHuluで見ることができます。(2020年6月時点)

既に加入している人は是非1話を見てみてほしいのですが、入っていない人は無料お試し期間を利用して、料金が発生する前に自分に合うドラマかどうかを確認してみてください。

注意:月額制の動画配信サービスでは、コンテンツごとに配信期間が決まっていて観られなくなることもあります。

過去にそれを経験した私は、どうしてもデス妻が観たかったのでDVDを全巻買いました。

[DVD] シーズン1 コンパクト BOX

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ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社
¥2,348
(2020/10/21 11:58:59時点 Amazon調べ-詳細)

↑音声・字幕とも【英語&日本語】の両方が収録されています。

HuluやU-NEXTなどで観られなくなってしまった時は、DVDで観るという選択肢もあります。

『デス妻』で英語を学ぶ具体的な方法はコチラ>>【海外ドラマで英語学習】楽しく英語を学ぶコスパ最高の方法

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しゅり
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海外居住経験なしで英検1級、TOEIC960点を取得。 日本にいながら英語を楽しく学ぶオススメの方法を中心に発信しています。 「スキルを積み上げて人生のハードルを下げる」をモットーに、のびのびと生きるアラサーです。