こんにちは、しゅりです。今回はインタビュー記事・第2弾です!
今回は、人材派遣会社で働く友人に『派遣スタッフとして働くこと』について聞いてみました。
本記事をオススメしたい人
これから「派遣」で働くことに興味がある人
人材派遣業界の社員だからこそわかる「ちょっとした裏話」も聞けましたので、ぜひ参考にしてみてください。
派遣業界で勤務する友人にインタビュー
今回のインタビューを受けてくれた、私のお友達を紹介します!
- 大手の人材派遣会社の正社員歴: 約10年
- 経験した仕事: 法人営業、コーディネーター
今回は、「派遣社員として働く方たちのマネジメント」経験の部分にフォーカスして話を聞きました!
しゅり
長年の親友の仕事話を聞けるのって感慨深い…!子育ても忙しいのに話してくれてありがとう🙇
派遣で働くメリット・デメリット

派遣社員として働くことは、仕事を選べる・プライベートが充実する・さまざまな経験を積めるなどのメリットがあります。
その一方で、「派遣って不安定じゃない?」と気になる人もいるかもしれません。
メリット・デメリットについて業界を10年以上見てきたななちゃんに聞いてみます。
派遣で働くメリット
しゅり
ななちゃんの会社で派遣社員として働いている人って、どういう人が多いの?
ななちゃん
自分の希望やライフスタイルに合ったお仕事を選びたい人かな。「やりたい仕事をしたい」「プライベートを充実させたい」「週3日だけ働きたい」とかね。
しゅり
派遣って自由度が高いよね。勤務場所や期間を選べるのもいいけど、何より「自分がやりたい仕事をできる」ってのがこれからの時代、特に熱いと思う。
ななちゃん
キャリアプランに合わせてスキルアップしたいっていう人も多いよ。一般企業に勤める場合、得意スキルを持ってても活かせる業務に関われるとは限らないけど、派遣は仕事内容が契約で決まってるからね。
しゅり
終身雇用が守られないかもっていう不安な時代だし、いろんなスキルをつけておきたいって人には派遣はメリットが多いよね。
ななちゃん
そうそう、1つの会社だけで勤め続けるのがリスクと考える人にとっては、副業もOKな派遣を上手く活用してもらえたらって思う。期間限定で、自分の働きたい間だけ働いて、満了したら辞めるのも可能だから身動きが取りやすいしね。
しゅり
時給が高い求人も結構あるよね。月の給料でいったら正社員と変わらないぐらい稼いでる人も多いんじゃない?
ななちゃん
そうだね。特に、専門性が高い職種についてる人は、かなり稼いでる人もいるよ。サービス残業は無いから、働いた時間だけちゃんとお給料がもらえるからね。
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派遣で働くデメリット
しゅり
ななちゃんが思う、派遣社員で働く『デメリット』も教えてもらえたら助かるな。
ななちゃん
デメリットは、不安定さかな。どうしても景気に左右されてしまうのはある。
しゅり
そうだよね。でも今は、正社員でも絶対的に安泰ではない時代だしね…。
ななちゃん
スキルが高い人はどこの会社でも必要とされる傾向があるけど、専門性がそこまで高くない一般事務とかだと景気に左右されやすくなっちゃうね。
しゅり
今は大丈夫そうでも、将来に備えてスキルを習得する「リスクヘッジ」が大事だね…!
派遣で働く人に必要なスキル
続いては、派遣で働くときに持っていると有利になるスキルについてのお話です。
「人工知能(AI)の進化に伴い、人間の仕事が奪われる」という話も耳にするようになりましたが、派遣業界で実際にどのような動きがあるのかについても聞いてみます。
派遣で働く人が持っていると強いスキル
しゅり
派遣で働こうとするとき、どういう人が有利になるのか教えてほしいな。
ななちゃん
派遣は即戦力が求められるから、やりたい仕事がある人は、その分野のスキルがあると優遇されるね。専門性が高い仕事の場合、そのスキルを持ってることが絶対条件になったりするし。
しゅり
事務職って今もすごく人気があると思うけど、事務でいう専門性ってどんなもの?
ななちゃん
事務系だと、経理、人事、貿易、英文事務あたりは専門性があって強いかなって感じる。もちろん、パソコンスキルが高くマクロとかできる人もスキル高いしね。
あとは同じ経理事務でも小口精算だけできる人よりも月次決算、年次決算までできる人は更に高いスキルを持ってるって判断されるし、専門性がより高くなるほどハイスキルになるかな。
しゅり
なるほど!専門性が高ければ高い人ほど有利になる仕組みがあるんだね。じゃあ、『英語』の場合はどういう人がいいのかな?資格だけでもOKなの?
ななちゃん
資格も大事だけど、通訳・翻訳レベルの専門性が高い仕事の場合はやっぱり経験が重視されるね。まったく同じ仕事は経験がなくても、業界が似てるかっていうのも判断材料になるよ。
しゅり
でも、専門性が高い人ってそんなにたくさんいないよね。
ななちゃん
もちろん、WordやExcelの簡単な表計算ができるだけでOKな仕事も多いよ。例えば「未経験から事務職をやりたい」っていう人がチャレンジしやすい敷居の低さも派遣の魅力だからね。
しゅり
未経験からいきなり正社員で転職となると難しい場合もあるけど、派遣からやりたいことに挑戦してみるのもありだね。
派遣業界とAI
しゅり
最近だと、「AIが人間の仕事を奪う」みたいな話もでてきてるけど、今の時点で派遣社員として働いている人たちに何か影響はあったりする?
ななちゃん
今のところ、ネガティブな影響はまだほとんどないかな。どこの会社も人手不足なところが多いから。
しゅり
なるほど。事務系のお仕事とかは代替される可能性が高いって話をよく聞くけど、そこまで心配する必要は無いってことなのかな。
ななちゃん
いや、もちろん危機感はあるから、
派遣会社としても将来を見据えて動いてるよ。
今後のキャリアアップを一緒に考えるコンサルティングを導入した
り、AIが導入されてからも活躍できそうな人材を育てたりね。
例えば、マクロ等ができるパソコンスキルが高い人には、
RPAのお仕事にキャリアアップする方向で養成講座の受講を提案
したりとか。
しゅり
そうなんだ!事務職からIT職にキャリアチェンジするのも可能ってことね!派遣だとそういうのも提案してもらえるのはすごく有難いね。
ななちゃん
キャリアアップを応援するための専門の講座もあって、そこに来てくれた人にお仕事を紹介する流れもあるよ。


派遣の登録時に注意すべきこと
派遣登録の一般的な流れは、「HPから登録会を予約する」→「登録会に参加し、情報登録や面談などを行う」→「登録完了」です。
派遣会社に登録の面談に行くときに注意すべきことを聞いてみました。
しゅり
これから派遣で働きたいと思ってる人に、何か注意点とかあったら教えて。
ななちゃん
派遣の登録に行くときの印象はすごく大事だね。そこでの態度や話し方を見て、紹介できるかどうかを判断される場合もあるから。
しゅり
派遣登録に行く人は、やりたい仕事を選ぶ立場でもあるけど、選ばれる立場でもあるってことだね。
ななちゃん
希望や優先順位、自分の職歴を整理して話せるようにしておくといいと思う。「この仕事は何年から何年までだったかな?」「何の業務をやってたっけ?」みたいになっちゃうと、あれ…大丈夫かな💦ってなっちゃうかも(笑)
しゅり
確かに!企業に採用面接に行くぐらいの気持ちで行った方が良さそうだね。
ななちゃん
それから、登録の時に撮る写真がけっこう大事だったりするよ。その場で会うのは登録担当だけど、仕事紹介をする営業担当やコーディネーターは写真の雰囲気でその人が紹介先の社風に合いそうかを参考にしたりする時もあるから。
しゅり
わー!写真とか盲点かも。登録の時点から清潔感ある感じにしとかないとね。
ななちゃん
あとは、登録後のレスポンスの速さも大事だね。企業は複数社に声かけてるから、案件によってはスピード重視になる。電話でもメールでも、連絡がつきやすい人の方が有利になるよ。
しゅり
確かに、派遣会社としては「企業に紹介することになったのに本人に繋がらない」とかになると、信用問題になっちゃうしね…。
派遣で長く働き続けたい人へのアドバイス
ななちゃん
今後もずっと派遣で働きたいって思っている人は、派遣会社の人(営業担当やコーディネーター)と仲良くなっておくといいと思う。派遣会社側は、データベースでヒットした人に案件紹介の連絡をするんだけど、担当者の頭に入ってる人は優先的に声をかけることもあるから。
しゅり
そうなんだ!確かに、派遣で働く人は「派遣先の企業」+「人材派遣会社」の両方とのつながりで成り立ってるもんね。
ななちゃん
それこそさっき話した「キャリアアップ講座」みたいな派遣スタッフ向けのイベントに積極的に参加すると、新しいスキルに前向きな人なんだって覚えてもらえたりするよ。
しゅり
何事も気になったら積極的に行動してみるといいことありそうだね!
雇用形態の一つとして「派遣」という選択肢
ななちゃん
自分の希望する働き方について考えている人は、雇用形態の一つとして『派遣』という選択肢も考えてみてもらえればと思います。
派遣の仕事は、特に「自分の希望にマッチした働き方をしたい」という方にとって条件に合う求人があればまずは登録会に行ってみて話を聞いてみるのがいいと思います。
派遣以外にも多様な働き方をする人が増えた今の時代は、メリットやデメリットも踏まえた上で、「スキルになる」という点での仕事選びをするのも大事かなと感じます。
以上、人材派遣会社で働く友人に『派遣スタッフとして働くこと』に関するインタビューでした!

