雑談

ニューヨークの美術館(The Met / MoMA)【NYでヨーロッパ絵画を楽しむ】

しゅり
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こんにちは、しゅりです。今回はNY旅行記・第2弾です!

この記事は、ニューヨークで楽しんだアート (主にヨーロッパ絵画) のお話です。

『メトロポリタン美術館 / The Met』と『ニューヨーク近代美術館 / MoMA』で見た作品について、写真とともに振り返っていきます。
※ニューヨークの美術館は撮影OKでした!

メトロポリタン美術館 (通称: The Met)

「♪タイムトラベルは楽し」で有名な、メトロポリタン・ミュージアム (通称: The Met)。

マンハッタンにある世界最大級の美術館です。そのコレクションはなんと300万点以上。

(↑海外ドラマ『ゴシップガール』を見ていた方はお気づきでしょうか。いつもブレアたちがコーヒー片手にたむろしていた場所です!)

すべてを見ようと思ったら、一日では到底回りきれませんので、旅行者は事前にリサーチして見たいエリアを絞るのがおすすめです。

私たちのお目当ては主にヨーロッパ絵画。

↑一番見たかった、フェルメールの「水差しを持つ女」。

ステンドグラスの窓ガラスを通して入ってくる光を、フェルメールの超絶技巧を使って表現された作品です。
(写真ではわかりにくいですね…)

↑こちらもフェルメール。作品名は、「少女」。
(他のお客さんの影が映りこんでしまっている💦)

瞳に白い点を一点入れるだけでその部屋の光を表現しているとのことです。

フェルメール作品で最も有名な「真珠の耳飾りの少女」と構図が似てますね。「真珠の~」はオランダの美術館にあります。

余談ですが、2019年春に日本にやってきたフェルメール展にも行ってきました!有名絵画が日本に来たら、その1点を見るために長い行列ができますね。
メトロポリタン美術館はとにかく広く、人が密集することもほぼ無いため、「フェルメールの前にいるのは自分だけ」というありえない空間でゆっくり鑑賞することができました。

↑ゴッホの「麦わら帽子の自画像」。

10年間で1700点(=約2日で1作品)も描いたと言われるゴッホ。
「ひまわり」や「糸杉」などの作品もありました。

ゴッホは英語だと「ヴァン・ゴー(Van Gogh)」と発音します。

これ、覚えておくと人生で1回は使える!…かもです。

↑大胆な色彩が特徴のゴーギャンの作品、『シエスタ(昼寝)』です。

ゴッホとの共同生活が破綻した後、晩年は楽園を求めてタヒチ島へと渡り、現地の人々を描いています。

↑モネの代表作「睡蓮」。

モネは晩年のライフワークだった睡蓮を250点近く残していることで有名ですが、メトロポリタン美術館ではそのうちの数点を見ることができました。

↑ルノワールの「シャルパンティエ婦人とその子どもたち」。
描かれているのは婦人の6歳の娘と3歳の息子(一人は男の子なんですね)。

ルノワールは特に女性を惹きつけるような甘く柔らかいタッチの作品が多いですね。

絵画コーナーを横切っていると、「考える人」発見。

美術館とは関係ないのですが、後日行ったコロンビア大学の構内でも考えていらっしゃいました。

美しすぎてしばらくスマホの壁紙にしていた館内のお花。

The Metでは、自分へのお土産にこちらのポスターを買いました(たしか$30くらい)。

いろいろな画家のものがあり迷ったのですが、色彩が好きだな~と思って、↑モネの「サン・タドレスのテラス(海辺のテラス)」を選びました。

ニューヨーク近代美術館 (通称・MoMA)

ニューヨークで有名な美術館はThe Met以外にも「ニューヨーク近代美術館 (通称・MoMA)」があります。

ここで私が一番見たかったのはダリの「記憶の固執」。

…まさかのパリに出張中でした。(注:2018年までの話です。)

実物が観られなかったので、ポスターを購入。
スーツケースで慎重に持ち帰り、家に飾ってあります。

展示されていたダリの作品で、面白いなーと思ったのがこちら。

ダリの頭の中をのぞいてみたい。

MOMAのもう一つの注目絵画を。

ピカソの「アヴィニョンの娘たち」。

昔読んだ日本の作家さんの本の中で、「この作品に感化されて芸術家になった」と書いてあったのを覚えていたのですが、凡人の私には難易度が高かったです…。

ニューヨークまで行ってヨーロッパ絵画の話ばっかり?と思った方のために、一つアメリカの作品を。

アンディ・ウォーホルの「マリリンモンロー」。

今回紹介したのは絵画ばかりですが、MoMAには他にも近代建築の模型や図面もありました。

ニューヨーク旅行で最も濃かった時間:「美術館」

美術館にいた時間は、ニューヨーク7日間の旅の中で一番濃い時間でした。

特にメトロポリタン美術館では、視界の中で無限に広がる有名作品を前に、「二度とこんなにゆっくり見れないかも」と必死で目に焼き付けていました。

海外旅行というのは時間がどれだけあっても足りないと感じるものですが、The Metで数日間を過ごす人がいるというのも納得です。この記事では主にヨーロッパ絵画の紹介でしたが、他にも彫刻・写真・工芸品ほか家具・楽器・装飾品など数多くの作品が展示されています。

ニューヨーク旅行に行かれる方は、ぜひ「美術館」にゆっくりと時間をとって、そこでしか見られない作品を堪能してきてください。

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海外居住経験なしで英検1級、TOEIC960点を取得。 日本にいながら英語を楽しく学ぶオススメの方法を中心に発信しています。 「スキルを積み上げて人生のハードルを下げる」をモットーに、のびのびと生きるアラサーです。