「英語を話せるようになりたいけど勉強は嫌い」という理由で英語を諦めてしまう人は少なくありません。
学校や受験では評価目的で〇×をつける形式になりますが、英語は本来なら『コミュニケーション』のツールであるはずです。
そこで今回は、勉強らしい勉強が嫌いな人のための楽しく英語が上達する方法についてお話ししていきます。
- 独学で英検1級、TOEIC960点
- 英語の指導経験あり(学習塾・英作文の添削指導など)
勉強自体が嫌いで英語を避けていた人や、英語をやっているけど楽しくないと感じている人は、ぜひ参考にしていただけたら嬉しいです。
勉強嫌いな人が英語を楽しく続ける方法
たいていの人は「目的」がないと何かを頑張るのは難しいので、まずは英語を習得したい理由をはっきりさせるのが大切です。
- ただ漠然と英語ができるようになりたい
- 海外に興味があるから
- 仕事で英語を使う必要があるから
まずはこれらの目的別に、英語に触れ続ける方法をお話ししていきます。
①:とりあえず英語ができるようになりたい
勉強は嫌いだけど、英語ができるようになりたい人は「自分の趣味」と「英語」を直結させるのが一番です。
洋画や海外ドラマを観たり、英語の漫画を読むこともそうですね。歌が好きなら洋楽を真似して歌ってみるのも効果的です。
とにかく、日常で「好きなこと」をする中で英語に触れる機会をつくってみてください。
②:海外に興味がある
海外に興味があるから英語をやりたいという人は、まず海外(英語圏の国)に行く予定を立てましょう。
英語の習得が目的なら「留学・ワーホリ」が手っ取り早いのですが、お金や時間などの問題から難しいという人は、3~4日くらいの「旅行」でもOKです。
可能であれば1人で行くことをオススメします。海外にいる間に「常に現地の人と英語で交流をする」というのが大事です。
※参考記事:ワーホリってどんな感じ?会社を辞めて海外に行った友達に聞いてみた
③:仕事で英語を使う
仕事で英語を使うけど今のレベルでは不安という人は、個人的には「勉強は不可欠」だと思っています…。なぜなら、仕事に関する英語力は緊急性と重要度が高いためです。
もし仕事で必要な能力が「スピーキング」なのであれば、英会話ができる人とひたすら英語で話すというのが手っ取り早いですね。
そのような知り合いがいないという人は、コストパフォーマンスが高い【オンライン英会話】が圧倒的におすすめです。
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業務内容によっては、単語や文法を学び直す必要があるかもしれません。
そういう暗記中心の勉強を長く続けようとすると億劫になりますから、期間を決めて短期で効率よくやるのがいいと思います。
短期集中である程度のレベルまで持っていければ、後々ラクになりそこまで苦にならないはずです。
https://shuriblog.me/2019/09/10/short-term-english/
勉強が嫌いな人は、英語を「習慣化」するのがオススメ
そもそも勉強が嫌な理由はいろいろあると思いますが、最初の壁は「勉強をスタートするきっかけ」かなと。誰でも勉強が嫌でやらない理由をつくってしまうものです。
そこで、勉強は嫌いだけど英語は頑張りたいという人に提案したいのは、「毎日の習慣」にしてしまうことです。
毎日5~10分で良いから、英語に触れるタイミングを決めておく
例えば、以下のような感じです。
- 通勤、通学中に単語問題のアプリをやる
- 家事の最中に英語のYouTubeや本を聴く
- ドライヤーをしながらスマホで英語ページを見る
- 寝る前に海外ドラマを見る(シットコムなら1話20分)
習慣化することで「勉強しなきゃ」という意識的なハードルは無くなりますので、この方法は結構オススメです。
SNSで英語アカウントをフォローする
TwitterやインスタなどのSNSで英語アカウントをフォローすれば、タイムラインを開くたびに嫌でも目につきます。
海外の有名人だと難易度が高すぎるのであれば、英語ができる日本人のアカウントがいいですね。日本語の解説が充実しているものもたくさんあって便利です。
SNSはモチベーションアップにも最適!
Twitterなどで英語を勉強した内容を更新していけば、記録にもなりますし、他の学習者とつながりやすく、モチベーションが上がると思います。
見る専門の人でも、英語勉強中のアカウントのつぶやきを見ると、「自分も頑張らないと」とやる気が出たりします。
1人でやっていても続かない人は、英語学習仲間を作ると伸びやすいですよ!(オンラインorオフラインでも)
「勉強は机に向かってやるべき」という常識は捨てていい
勉強嫌いの人の多くは、「勉強は机に向かってやるもの」と考えていますが、その常識は捨てて大丈夫です。
「勉強=机でやる」という決まりがあったら、私は勉強なんて続けられませんでしたね。しんどいです。
スマホが当たり前になった今、動画などで手軽にインプットするのも可能になりましたので、姿勢とかは気にせずに英語に触れていたらそれも「勉強」としてカウントして問題ないと思います。
「勉強は嫌いだけど英語は好き」なら上達が早い
私は大学で英語を専攻して、その後も英語を使う仕事をしていたので『英語』つながりの知り合いが多くいます。そんな中で気づいた「英語好きあるある」がありまして…
英語できる人、「勉強は嫌いだけど英語は好き」というパターンが多い
中には、もともとは英語も嫌いだったけど、映画や洋楽の影響だとか、海外旅行の経験で英語を好きになったという人も結構いましたね。
勉強が嫌いな人は、英語を❝勉強❞とはいったん切り離して❝趣味❞に近づけるのが最初のステップとして効果的だと思います。
英語中心の人生を生きてきて思うのは、英語は「好きこそ物の上手なれ」だということです。
コミュニケーションのツールとして日常的に触れていくうちに「英語、楽しい」という状態にもっていければ、上達スピードも早くなります。
おすすめ記事:YouTubeで英語学習【レベル別おすすめチャンネル9選】