英語は❝勉強❞なので、誰にとってもしんどいものです。このしんどさに耐えた人だけが『英語ができる人』になり全く違う景色を見ることができます。
たとえ英語に挫折してしまっても、これまでのやり方を見直せば続けられます。
<記事を書いた人>
Q1. 英語できるの?
→「独学で英検1級、TOEIC960点をとりました」
Q2. 英語を教えたことある?
→「塾講師してました。あと東大志望者の添削指導なども」
Q3. 英語学習で重要なことは?
→「継続。それだけです。」
❝学習者❞としてだけでなく❝指導者❞としても英語と向き合ってきた私は、英語の勉強が嫌になる人たちをたくさん見てきました。
そんな挫折しそうな人たちに効果的だった『英語学習を継続するための4つの方法』を紹介します。
もう英語で挫折しない!【継続するための4つの方法】
10代20代で英語に挫折してしまい、30代くらいからもう一度「英語のやり直し」を試みる人が増えています。それだけ英語をやりたくても続けていくのが難しいということです。
でも、英語は継続しないとすぐ使えなくなってしまうんですね。
英語ができる人は継続的に勉強している(使っている)
もし今「挫折しそう…」と思っている人や、「挫折経験あり」という人がいたら、ぜひ今からお話しする4つの方法を試してみてください。
① 自分が楽しめる学習法をはさむ
② 資格試験に申し込む
③ 英語の勉強❝禁止❞の期間をあえて設ける
④ 英語を話せる自分を妄想する
それでは4つの方法について具体的に解説していきます。
①: 楽しめる英語学習をはさむ
まず最初に残念なお知らせですが、純ジャパニーズが英語を上達させるためには「しんどい」と感じる地道な学習は必須です。
例えば、以下のような作業です。
・単語帳をひたすら暗記する
・面白くもない英文を読解する
・発音習得のために同じ英語を聞き続ける
・良質な音声を見つけてシャドーイングを繰り返す
こんな勉強らしい勉強をひたすら続けていたら、たいていの人はつまらなくなって挫折してしまうと思います。
そこで大事なのが、自分が楽しいと感じる英語学習をはさむことです。
・ 洋画や海外ドラマを観る
・ 英語のYouTubeチャンネルを見る
・ 洋楽をマネして歌う
・ 外国人の友達をつくる
これらはエンターテイメントの要素を含みつつも英語の上達に効果がある方法です。
実際に、英語学習を長く続けている人の中には、参考書などを使わずに趣味の延長としてこのように楽しく学ぶ人もいます。
とはいえ、確実な上達のためには地道な勉強もやった方がいいというのが正直なところです。
嫌になってきたときにちょっと息抜きをはさめば、しんどい勉強時間の集中力をより高めることができます。
通常の学習とのバランスを取りながら、楽しく英語に接する時間を入れて息切れを防ぎましょう。
※参考記事:【海外ドラマで英語学習】楽しく英語を学ぶコスパ最高の方法
【楽しめる英語学習をはさむ】やり方をオススメしたい人
→ 英語の勉強に飽きてしまった人、英語はつまらないと思っている人
②: 資格試験に申し込む
TOEICや英検などの資格試験に申し込むことは、とても手っ取り早い勉強のキッカケ作りですね。
決して安くはないお金を払って試験を受けるのだから、できるだけ結果を残したいと思うものです。
英語学習を本気で長く続けている人の中には、TOEICや英検などを定期的に(年に何度か)受けていたりします。こまめに受けるメリットは以下です。
・強制的に勉強しなければならない環境ができる
・英語力が数字や合否に表れるからモチベーションが上がる
ただし、ここで注意点です。
資格試験を受けること自体やその結果だけを目的としてしまったら、いざ目標の点数や合格を得られたらそこで成長がストップしてしまいます。
試験は通過点の一つと考えてメリハリのある勉強ができる人はグングン伸びますよ。
※参考記事:英検1級に受かるためにやったこと【2ヶ月半の勉強で合格】
【資格試験に申し込む】やり方をオススメしたい人
→ 目的がなくダラダラと学んでしまっている人、結果が出ないと感じている人
③: 勉強❝禁止❞の期間をあえて設ける
どんな対策をしても、英語をやりたくない時はやりたくないものです。
そんな時は休んでOKです。まったく問題ありません。
むしろ休むことによって頭がリフレッシュされて、逆に英語ロスになり、その後の勉強の調子が良くなります。
<疲れた人の休み方のコツ>
❝2週間、英語の勉強は一切禁止❞のように自分の中で約束事を決める
休み期間は英語のことは忘れてしまいましょう。
その代わり、2週間後には勉強を再開することも約束事に含めておきます。
英語を本気で習得したいと思う人なら、2週間たたないうちに「そろそろ英語を勉強したいかも…」という気持ちがふつふつと湧いてくるはずです。
英語を頑張りすぎて疲れた
→ 休むことで頭がリフレッシュ
→ だんだん❝英語ロス❞になってくる
→ 再開したときの調子が上がる
もし2週間たってもモチベーションが上がらなければ、休み期間を1ヶ月に延長しても大丈夫です。
『あまりにもしんどい時は休んだほうが後の効率が上がる』
これは英語学習だけでなく、他のことにも同じことが言えますね。
【英語の勉強❝禁止❞の期間を設ける】やり方をオススメしたい人
→ もう英語が嫌いになりそう…と感じるほど疲れてしまった人
④: 英語を話せる自分を妄想する
バカバカしいと思われるかもしれませんが、理想の姿を妄想をすることはものすごく効果の高いやり方なんです。
ちょっと想像してみてほしいんですけど、英語ができるようになったらどんな良いことがあるでしょうか?
・英語を使う仕事ができる
→ 収入が上がる
・海外転勤の候補者になれる
→ 会社のお金で海外に住める
・いつか海外に移住
→ 長い人生の選択肢が広がる
・海外旅行で現地の人と会話
→ 外国の友達できる
もうメリットしかないですよね。
ワクワクする妄想をおもいっきり膨らませてみると、やる気が出ます。
こんなふうに希望を持ちながら学べば、とにかく今できることをやっておこう!と前向きな姿勢になれるものです。
ちなみに、実際に英語ができるようになってわかったのですが、周りからの評価が勝手に爆上がりします。(結論、人生変わりました)
【英語を話せる自分を妄想する】やり方をオススメしたい人
→ イメージトレーニングが得意な人、妄想癖で思い込みが激しいタイプの人
結論:挫折してもまた復活すればいいだけです
英語の勉強を本気でしている人は、ほとんどの人が挫折を経験しているはずです。
伸び悩んで落ち込んだり、何のために勉強しているのかわからなくなってしまったり。
そう感じるのは本気で取り組んでいるからこそですね。これは誰もが通る道なので、「自分は英語が向いてないかも」などと思ってやめてしまうのはもったいないですよ。
大事なのはそこから這い上がって復活すること。実際に私も挫折から復活した時が一番伸びたポイントでした。
英語は継続しないと意味がないので、ぜひ自分なりに続けていける方法を見つけてみてください。
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