小学校でもプログラミング教育が始まることもあり、話題に上がることの多い『プログラミング』。
「一度はプログラミングをやっておいた方がいいの?」
「自分は文系だし無理なのかな…」
「勉強が大変そうだから先にメリットを知りたい!」
こんな風に思っている方たちに向けてプログラミングをやるべき理由をお話しします。
【結論】プログラミングを学ぶメリットは多い
2020年、プログラミング学習が小学校で必修化されます。
それほどプログラミングはIT化が進む今の時代において重要なスキルだということです。
これまでプログラミングに無縁だった人が、今からでも始めてみると良い理由を5つのメリットをあげて紹介していきます。
<プログラミングをやる5つのメリット>
① 仕事に困らない
② 収入アップが期待できる
③ 時間や場所に縛られない働き方ができる
④ アイディアを形にできる
⑤ 問題解決能力が身につく
それでは、プログラミングを始めるべき5つの理由を具体的に説明していきます。
①:仕事に困らない
どこの企業もプログラマー、エンジニアといったIT人材が不足している状態にあります。
経済産業省の発表したデータによると、今後ITの市場規模は拡大してニーズは増えていくのに、人材不足はますます深刻化していくという見立てとなっています。
引用元:経済産業省「IT人材の最新動向と将来推計に関する調査結果」
どれだけの人数が不足しているかの予測については、以下のような結果が出ています。(❝中位シナリオ❞から抜粋)
・2020年「不足人数→ 約30万人」
・2030年「不足人数→ 約60万人」
プログラミングができるIT人材の需要は今後ますます増えていくと予想されるため、プログラミングスキルがあれば仕事に困らないと言えます。
②:収入アップが期待できる
プログラミングができる人材の需要が高いということは、収入(年収)も高くなるということです。
年収が高い (特にAIなどの分野)
プログラミング言語によっても収入は変わってきますし、初心者が最初から高収入を得られるわけではありません。
ですが、特に需要が拡大していくAIエンジニアなどの年収は非常に高いことで知られています。すでにAIエンジニアが多く活躍しているアメリカでは、同職種の平均年収は1000万円以上と言われています。
日本の企業も、若きIT人材の確保に必死になっていて、最近ではこのようなニュースがありました。
>>外部サイト: NEC、新卒に年収1000万円超 IT人材確保に危機感
副業でも収入を得ることが可能
また、収入アップが期待できるもう一つの理由としては、プログラミングスキルがあれば『副業』でも稼ぐことが可能になるからです。
具体的にはクラウドソーシングサイトから仕事を探すことができまして、需要がある上に人手不足なことから、案件が豊富で単価も高いものが多いです。
現にプログラミングを副業として月10万以上を稼いでいる人もいます。
③:時間や場所に縛られない働き方ができる
プログラミングはパソコンが1台とネット環境さえあれば、時間や場所を選ばず自由に仕事をすることができます。
働き方が多様化した今の時代、プログラミングスキルがあれば以下のような働き方も可能です。
・海外や田舎など好きな場所でリモートワークができる。
・毎日夕方までは別のことをして、夜に数時間だけ働くのもOK。
・子どもが学校に行っている間や家事の合間に在宅で働ける。
満員電車で週5の会社出勤をしなくてもいいというのは魅力的ですよね。
たとえ会社を辞めたとしても、プログラミングスキルがあれば時間や場所に縛られない働き方ができるようになります。
④:アイディアを形にできる
今の時代を生きる人は、AIやIoTによって新たな産業システム・テクノロジーが生まれる時代の中にいます。
それが何を意味するかというと、これまでの既成概念や価値観が崩れ、新しいものをゼロから創りあげる人が必要になってくるということです。
プログラミングができると、自分の考えたサービスやクリエイティブな発想を世の中に発信することが可能になります。
初心者には少々ハードルが高い話ですが、このように何かを創りあげるスタート地点に立つには、プログラミングの知識やスキルが必須なのです。
他の事業に比べて「低予算でアイディアを形にできる」手段としてプログラミングスキルは活躍します。
⑤:プログラミング的思考が身につく
ビジネスでも使えるような高度な思考能力が身につくのもプログラミングをやるメリットです。
プログラミングとは❝コンピュータに正確な指示を出して動かす❞ことですが、その仕組みをつくる過程で論理的思考を養うことができます。
また、プログラミングはエラーとの戦いです。
はじめのうちは、1つのバグやエラーに何時間も頭を悩ませるという人も少なくありません。
そんなときに、最適なググり方で検索してみたり、質問サイトで聞いてみたりなどして自力で解決する能力が必要になります。
途中で挫折する人が多い中、仕事で使えるレベルのプログラミングを習得できた人は、問題解決能力の高さが秀でていると言えます。
プログラミング初心者は、まずProgateをやるべき
プログラミング初心者や、そもそも始めるべきか迷っている人は『Progate』というオンライン学習サービスを利用することをオススメします。
初心者がProgateから始めるべき理由は以下の通りです。
<Progateで学ぶメリット>
・イラスト中心のスライドで初心者向け
・コードを書きながら学ぶ実践スタイル
・エラーが起きても解答があるから挫折しづらい
・家で独学できる(スクールと比べて料金が安い)
初期の一部のレッスンは無料で受けることができて、その後に継続することに決めた場合は月額980円で全てのカリキュラムを受けられます。
料金や教材などの点で初心者が学びやすい環境が整っているのがProgateの特徴です。
文系出身でもできます【事実】
プログラマーやエンジニアは理系の人の仕事というイメージがあるかもしれませんが、文系出身者も珍しくはありません。
「理系だから」「文系だから」ということよりも、個々の能力やセンスの方が重要なんだと思います。
私は文系出身ですが、英語 ✖ AIを組み合わせる技術に興味がありましたのでプログラミングを学び始めました。
基本Progate+参考書で学習していますが、YouTubeにもわかりやすい解説動画がたくさんあり、「文系だから」という理由で困っていることは今のところありません。
まとめ:時代に取り残されないために
小学校からプログラミングが必須科目となることで、プログラミングに慣れて育った彼らが社会に出る未来を想像してみてください。
プログラミング世代とIT音痴世代との差は歴然
リアル・デジタルネイティブ世代に置いていかれないためにも、早いうちからプログラミングを学び始めるのが賢明だと思います。
また、この先の長い人生を充実させるために身につけておくと安心なスキルでもあります。
プログラミングは人生100年時代の武器になる
将来が不安だという人も、選択肢を広げるためにプログラミングのスキルをつけておけば安心材料になりますね。
基礎部分をやってみるだけでも、プログラミングがどのようなものかを理解できるようになるので、始めるべきか迷っているならまずは敷居が低いProgateからスタートすることをオススメします。
これからの時代の必須スキルの1つとして、プログラミングを習得するメリットは多いというお話でした。
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