英語力を短期で集中して伸ばしたいと思っている人は、3ヶ月ぐらいあれば成果が出せます。
過去に私が2ヶ月半で結果を出した経験をふまえ、要領よく学ぶステップを解説します。
- 英語力を短期(3ヶ月以内)で伸ばすことは可能
- 勉強法【短期間バージョン】
- かなり必死でやる必要あり
なお、今回オススメする方法は、基礎をじっくり固めてコツコツやる系ではなく、目的別にピンポイントで攻めるやり方です。
- 短期間で英語力を上げたい人【本気の方向けです】
- ビジネスの出張や商談などのために急いで英語力を上げたい人
- 外資系企業に就職する人、海外赴任をする人
- 資格試験で実力より1ランク上の成果を出したい人
それでは英語力を短期集中で伸ばす方法を詳しくお話ししていきます。
英語力を短期集中で伸ばすことは可能【3ヶ月以内】
英語力を短い時間で集中的に伸ばすことは可能です。
「短期」とは具体的に2~3ヶ月ぐらいが目安になります。
※英語レベルと目的によって期間は変わります。
本来なら、基礎をしっかりやって本質的な英語力を身につけるには1年はかかります。
そこを3ヶ月以内で急いでやる場合、まったく違うアプローチを取る必要があります。
具体的には、以下の方法です。
① 英語に触れる時間を1分でも長くとる
② 文法の勉強はやらない
③ 単語はスピーキング・リスニングの中で覚える
この3点について解説していきます。
①:英語に触れる時間を1分でも長く
自由時間をほぼ全て英語の勉強にあてるぐらいの本気でやらなければ短期では伸びません。
もし1日まるっとあいている日があれば、最低でも8時間の勉強が望ましいです。
日中に仕事などで難しい日には、スキマ時間をフル活用します。
スマホの英語アプリ、リスニングCD、海外ドラマ学習 など
通勤・通学の時間や家事をしている間にもできることはたくさんあります。
こうして本格的な勉強モードに入ると、1ヶ月もしないうちに疲れてくると思います。
そんな勉強疲れのときには、横になって目を閉じてイヤホンで英語を聞くことをオススメします。
しばしの休みを取りながらも英語に触れることができるので、私はよくこうやって休憩しています。
「えっ、疲れた時ぐらい休んでよくない?!」と思うかもしれませんが、しんどい時もとにかく英語に意識的に触れるぐらいの本気が必要です。
②:文法の勉強はやらない
短期で英語力を伸ばしたいとなると、何かを削る必要があります。
そのときに真っ先に削ってOKなのが文法です。
「日本人、文法やりすぎ問題」は過去にも何度かこのブログでお話ししてきましたが、短期集中の場合はなおさらやらなくて大丈夫です。
スピーキングやリスニングに力を入れた方が確実に効率が上がります。
例外で「文法を少しだけやるべき人」もいまして、それは
目的が資格試験 + 文法が特に苦手 という場合です。
それ以外の方は文法は気にしなくて大丈夫です。
③ 単語はスピーキング・リスニングの中で覚える
単語帳を一からやる人もいますが、それだとキリがないですね。
どっちみち全てを網羅しきるのは不可能ですし、単語だけを連続で覚えようとしても頭に入りづらいという問題点があります。
短期集中型でやる場合には、スピーキングやリスニングの練習をしている時に出てきた単語を覚えるやり方が効率的です。
このやり方の良いところは、周辺のフレーズごと頭に入ることです。
さらに、会話やストーリーなどの❝シチュエーション❞が背景にある方が定着しやすいという理由もあります。
こちらも例外ですが、資格試験(特に英検)の場合には級・レベルに合った単語対策はやったほうが安心です。
スピーキングの練習はオンライン英会話
スピーキングを短期間で確実に伸ばす最強の方法は『オンライン英会話』です。
英会話学校は通う時間がもったいないからNGです。
オンライン英会話はいきなり始めても全く問題ありません。
並行して自分の勉強を進めればどんどん伸びます。
個人的には、オンライン英会話はレアジョブが圧倒的にオススメです。
他サービスと比べて質が高い方なのに値段が安く、飲み会を我慢すれば利用できます。
短期集中じゃない人でも定期的に利用したいぐらいなので、時間がないけどスピーキングを伸ばしたい人にとっては必須とも言えるサービスです。
リスニングはレベルと目的に合ったものを選ぶ
リスニング学習は人それぞれ何を使うか好みがある分野です。
リアルな英語を学びたいという人は、海外ドラマで学ぶのがオススメです。
実際に私は、海外ドラマでリスニング力を大幅に上げました。
ただ、海外ドラマの唯一のネックは、難しすぎるところです。
もし難しくて無理!と思ったらすぐに別の方法に切り替えてください。
ビジネスや資格試験等、目的に合ったリスニングCDをやるのも良いですし、YouTubeでレベルに合う動画を探すのもオススメです。
短期で成果を出すコツ:満点ではなく80点を目指す
英語の場合、100点を取るためには基礎からコツコツ1年ぐらいかけて学習をするのが間違いない方法です。
一方で、短い期間で成果を上げなければならない場合には、スピードがものを言います。
削っても支障がないところはどんどん削って、要領よく80点(合格点)をとるというマインドでやるのが成果を出すコツです。
「文法はやらなくてOK」と言ったのは、そういう理由からであります。
完璧を目指し過ぎるとなかなか前に進めずに上手くいかなくなってしまうので注意が必要です。
【体験談】私が2ヶ月半で英語力を伸ばせたワケ
過去に私は、2ヶ月半で英語力を急激に伸ばしました。
その理由は、「英検1級を取るため」です。
勉強し始めた当時は、実力的には準1級レベルぐらいだったと思うのですが、効率よく本気でやったら1ランク上の1級に合格できました。
その2ヶ月半の勉強時間は1日あたり平均で『8時間』。もちろん毎日です。
今もう一回あの勉強をやれと言われたら相当キツイな…と思うぐらいの追い込み方でしたね。
短期だったからこそできたことでした。時には短期集中で本気を出してやった方が成果が上がることもあるということを実感しました。
短期集中の勉強を終えた後にやるべきこと
最初にもお話ししたとおり短期での勉強はいわゆる正攻法とは違うので、そのときに成果が出てもやめたらすぐに英語力が落ちてしまいます。
せっかく一気に上げた英語力をキープしたいと思う方は、ペースを落として勉強を続けてください。
この頃にはもう「1日〇時間」とかの追い込みは不要ですので…笑
楽しんで英語を学べる方法を見つけてみてください。
まとめ:英語力を短期で上げる方法
まとめますと、以下の方法で英語力を短い期間でも上げることができます。
①常に英語のことを考え、1分でも長く勉強する
②早い段階からスピーキング練習をする(オンラインレッスンの「レアジョブ英会話」)
③リスニングは目的とレベルに合ったものを選ぶ
④文法や単語などはショートカットする
このやり方で2~3ヶ月間、本気で取り組めば誰でも英語が上達します。
切羽詰まっていて急ぎでやらないといけない人や、長々と英語を学ぶのが面倒だけど短期ならやってみたいという人にとっても、ぜひ参考になれば嬉しいです。