今回は、暇な時間を持て余している大学生がやるべきことに関する記事です。
大学生がやるべき5つのこと
実は、大学時代は今後の人生に大きな影響を与える重要な期間なのです。
暇とも思える時間をどう過ごすかで、将来の選択肢が増えたり、人生の幅が広がったりします。
結論から言うと、大学生のうちにすべきことは5つあります。
① 英語
② プログラミング
③ 海外への旅
④ 読書
⑤ お金を稼ぐこと(成長につながるもの限定)
ではこの5つをやるべき理由を解説していきます。
①英語:最低限のスキル
英語ができるようになれば、就職をするときの選択肢が大幅に広がります。
以下の状況での就職を目指す場合には、英語ができることが必要条件になります。
- 国内企業の海外部門
- 外資系企業
- 海外での就職
最近では英語が得意な大学生が増えているので、英語ができない人は就職のときに圧倒的に不利です。
むしろ、英語ができるのは当たり前と考える企業や採用担当者もいて、英語+他の専門性でアピールする必要があるぐらいです。
日本は少子化などの影響もあり、今後は国内の市場が縮小していくことが予想されます。
働くということを考えるときに、「海外」を視野に入れる人は必ず増加していきます。
その時に焦って英語を学び始めるのでは遅いです。社会人になると時間を作るのが難しくなります。
就職する前の暇な時間を使って最低限のスキルとして英語を習得しておくことをオススメします。
※参考記事:英語ができると得をする・人生が変わる【7つのメリット】
②プログラミング:この時代に必要なスキル
社会人になる前にプログラミングスキルを身につけておくメリットは高いです。理系の人だけでなく、文系の人にもプログラミングがおすすめな理由は2つあります。
- 他の学生と差別化できるから
- IT・Web関連の仕事の需要が多いから
<他の学生と差別化できる>
2020年から小学校でのプログラミング教育が始まります。
これからの若者は、プログラミングの知識があって当たり前になるということです。
しかし今の大学生はまだできる人が少ないため、就活などでプログラミングスキルを持っていると他の学生と差別化することができます。
理系の人だけでなく文系でもとっつきやすいプログラミング言語もありますので、「どんなものなのか」を知るためにもやってみるといいと思います。
<IT・Web関連の需要が多い >
AIの導入により、事務職などの単純な作業が衰退していく一方で、エンジニアやプログラマーの需要は今後ますます拡大していく見込みです。
もちろんプログラミング自体もAIがやってしまうという時代がいずれ来る可能性はありますが、そのAIを扱う人間が最低限のスキルとしてプログラミングを理解している必要があります。
今後はAIに使われる側とAIを使う側のどちらかに分かれて、そこに収入面などで大きな差が生まれると言われています。
時代の波に乗り遅れないためにはプログラミング学習は大変重要です。
※参考記事:プログラミングを学ぶべき理由【5つのメリットを紹介】
③海外を旅する:異国を知り視野を広げる
これまで一度も日本から出たことが無いという人は、ぜひ海外に行ってみることをオススメします。
海外を旅するといっても、友達とリゾートに行ってワイワイ騒いで贅沢にお金を使うという話ではありません。
海外に行くのは以下の目的です。
- 他国の人や文化に触れる
- 新しい経験をする
- 視野を広げる
海外に行くと、日本にいたら経験することのない発見がたくさんあります。
異国の地では全てがスムーズにいくことはまずありませんので、「こういう時にはどうすればよいのだろう」というちょっとした❝壁❞にぶち当たることもあるでしょう。
そこでどう考えて動くのか、判断力や行動力が磨かれる場でもあります。
もちろん危険な国やエリアは避けるというのが大前提ですが、
新しい経験をするということが目的なので、臆病にならずに積極的に楽しむことが大切です。
海外での現地の人との交流や初めて感じる文化など、自分が見た世界すべてが今後の自分をつくります。
短い日数でもよいので、できるだけたくさんのことを吸収して視野を広げてきてください
④読書:人生観が変わるきっかけになる
読書をすると以下のメリットがあります。
- 知識が増える
- 悩みが解決する
- 人生観が変わる
読書の習慣がある人とない人では知識の量が圧倒的に違うというのは当然です。
困ったときに悩みを解決するヒントを与えてくれるのも読書のよいところですね。
さらに、最も大きなメリットは人生観を変えてくれることです。
例えば、一時期大きな話題になった
LIFE SHIFT(ライフ・シフト)という本があります。
人生100年時代をどう生き抜くかについて、新しい人生のビジョンを与えてくれる内容で
❝働き方、学び方、結婚、子育て、人生❞に対する考え方が変わるきっかけになります。
もちろんこの本に限らず、自分が深く考えたことがなかったテーマについて考えるきっかけを与えてくれる本がこの世には溢れています。
「たった1冊の本で人生が好転した」という人もいます。
社会に出る前の❝大学生❞という時期だからこそ、読書から素直に学べることは多くあります。
1ヶ月に1冊ぐらいのペースで、様々なジャンルの本を読んでみてください。
⑤お金を稼ぐ:成長につながる労働を経験する
社会に出る前に、「お金を稼ぐとはどういうことか」を知っておくのはとても有益です。
このぐらいの労働をすればこれだけのお金を貰えるという経験を通して、「仕事」と「お金」の両方に対する理解を感覚的に得られるようになります。
ただ、お金を稼ぐことだけを目的として、がむしゃらにアルバイトをするような働き方は意味がないのでおすすめできません。
大学生がアルバイトをするときには、成長できるかどうかを基準に選ぶべきです。
将来は教師になりたい人の例でみていきます。
・居酒屋でアルバイト
→教師とは何の接点もなく、意味がないのでオススメしません。
・模試監督のアルバイト
→教師になると試験監督をする機会はあるから一つの経験にはなるが、スキルとして何も身につかないので微妙です。
・塾講師のアルバイト
→教師への一歩として成長できる上に、経験が就職面接時のアピールポイントにもなります。
アルバイトは他のことと比べて疲れるし消耗するので、やるのなら仕事内容を重視して納得のいくものを選ぶべきです。
最近では大学生がお金を稼ぐ手段として、いわゆる❝労働する❞以外にもネットで稼ぐという方法があります。
例えばブログ運営を通してやWebマーケティングを学ぶことで、ネット界隈の情報にも触れられて将来の選択肢が広がります。
ある程度の知識が必要な上に稼げるまでの時間がかかるので、難易度は高いですが、今の時代にあったお金の稼ぎ方に早いうちから挑戦するのは賢い選択だと言えます。
「忙しいから無理」は理由にならない
「忙しすぎて他のことはできない」という意見もあるかもしれません。
でもこれは言い訳ですね。どんなに忙しい大学生にも長期休暇など必ず空き時間はあるはずです。
大学生で「忙しい」と言う人は、タイムスケジュールの管理から考えた方が良いと思います。
よく「今しか遊べないから」と言って遊びまくる大学生もいますが、その4年間を楽しむためだけに周りのライバルから差をつけられているということに気づいていないようです。
また、「大学の勉強で忙しい」という人に思い返してほしい現実があります。それは、大学の専攻とは全く違う分野で就職する人が多数を占めているということです。
もちろん、留年するほど不真面目なのはNGですが、大学の勉強は単位が取れる程度にやっておけば問題ありません。
若いうちから色々なことに取り組んでいる引き出しの多い人の方が、有望な人材として判断される傾向があります。
まとめ:大学生という黄金期に時間を有効に使おう
せっかくお金を払って大学に行くので、その時間を有効に活用しましょう。
大学時代は将来に向けて無限に成長できる❝黄金期❞です。
大学の勉強にプラスで色々なことをするのは少ししんどいですが、それをやるかやらないかで将来が大きく変わります。
将来にラクをするために今は努力をする。そんな「先見性」を持った行動をできる人が上手くいく時代です。
まずは何か一つでよいので、自分のためと思って取り組んでみてください。
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